5月某日。
文化庁「令和6年度文化芸術による子供育成推進事業(コミュニケーション能力向上事業)NPO法人等提案型」事業で、今年度応募して頂いた名古屋市内の中学校にて、
コミュニケーションワークショップを行いました。
対象は180名の中学1年生。
うりんこからも多数のファシリテーター(講師)が参加します。
ファシリテーターも生徒さんも、はじめて出会う瞬間は、緊張、ドキドキ、といろんな感情が生まれます。
まずは、ワークショップについてのガイダンス。
コミュニケーションについての簡単な説明をします。
またこの授業は一つの正解を求めるのではなく、
「コミュニケーションって何だろう?」と、様々な体験活動を通して、みんなで学びを深めていく時間だよ~とお伝えします。
少し固まった身体をほぐすため、ジャンケンを使ったゲームで身体をほぐし、心をワクワク、過度な緊張を取り除きます。
自然と笑顔になったり、声も沢山出始めました。
さすが、中学生。
柔軟性がありますね。
本日の活動のメインは、スティックを使ったペア活動。
お互いの指の腹でスティックを持ち、なるべく落とさないように移動します。
さらに、言葉を使わず、つまり無言のまま相手と意思疎通を図ります。
言葉以外の方法(非言語)で、なんとかして相手とコミュニケーションをとる活動です。
言葉を使わない代わりに、自分の身体のどの部分を使うのか、相手に伝えるためどんな工夫をするのか、また相手のどこを見て非言語情報をキャッチするのか。
非言語コミュニケーション体験を通して
日常よりも自分の感覚を意識したり、自分と他者との違いを感じることができます。
また、どんどんペアを変えるので、
人による違いも実感することができます。
理屈だけでは理解しにくいことを
実際に身体を動かし、心を動かすことによって、
コミュニケーションに必要な要素を自ら学んでいく、はじめの一歩の授業でした。
この授業は全3回。
残りの2回はどんなことをしようかな?
次回レポートもお楽しみに!
Comments